News【村上裕樹先生が第51回日本整形外傷学会学術集会で学会奨励賞を受賞しました】

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村上裕樹先生が第51回日本整形外傷学会学術集会で学会奨励賞を受賞しました

村上裕樹先生が2025年6月27日(金)~6月28日(土)に行われた第51回日本整形外傷学会学術集会で、学会奨励賞を受賞しました。受賞演題名は「地域在住高齢者の2年以内の転倒を予測する因子」です。
おめでとうございます!

以下は、受賞記となります。

令和7年6月、横浜市で開催された第51回日本整形外傷学会学術集会において、「地域在住高齢者の2年以内の転倒を予測する因子」を発表し、学会奨励賞を受賞いたしました。

本研究は、地域在住高齢者を対象に2年間にわたり転倒の有無を追跡し、その要因を網羅的に検討したものです。その結果、過去1年の転倒歴と握力がその後の転倒の有力な予測因子であり、また多剤併用が反復転倒と関連することが明らかとなりました。日常診療で簡便に評価可能な指標の組み合わせにより、将来の転倒リスクを効率的に把握し、予防的介入につなげられる可能性が示されました。

このたびは栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。本研究にご協力くださった東栄町の住民の皆さま、東栄診療所のスタッフの皆さま、そして統計解析をご支援くださった静岡理工科大学の山岸先生に、心より感謝申し上げます。

村上 裕樹